火曜日, 6月 30, 2009

野菜スープ

 雨上がりにナツツバキ(沙羅)が懸命に咲いています。でも一日で散ってしまう、「花の命は短くて・・・」なのですよね。その静かな佇まいが好きです。

 花びらの造形の神秘に感動!!

 友人に家族のことで愚痴をこぼしてしまった。私がうつした風邪が長引いて食欲がない。
 「野菜スープが一番だよ」と知恵を授けてくれました。
 大鍋に骨付き鶏肉や野菜を何でもかんでも入れてことこと煮込んで、味付けは塩コショウ。冷蔵庫の中の野菜をありったけ入れてスープを作ったら結構おいしい。骨からコラーゲンも出てお肌にいいかもね。野菜が煮崩れてとろみがついている。野菜や肉は無理に食べなくても良いらしいので、スープだけを供してみた。

 これって驚くほど野菜が入っているのに1杯のスープカップの中に味も栄養も凝縮されて、するりと口に入る。元気が出るような気がしました。
 主婦にとって手抜き料理みたいだけれど、時間はたっぷりとかかっているし、栄養満点、常備菜になりそうです。カレー粉を入れればカレーに、牛乳や生クリームを入れればシチューに変身するので、嬉しくって手抜きができるとニヤニヤしています。

日曜日, 6月 28, 2009

ライチョウに会えなくても

 昨日はライチョウに会いに室堂まで行けなかったけれど、可愛い小鳥に会えました。

 ダムを囲っている手すりの中の木の枝で、大勢の観客相手に臆せずまるでステージで歌う歌手のように得意げにさえずっていました。鳴き声はダムの放流の音にかき消されてハッキリ聴きとれませんでした。「可愛いね」観客たちの顔に笑みがこぼれました。

 スズメより小さくて可愛い小鳥です。名前はわかりません、お解りの方教えてください。

 こちらはすばしっこくて、じっとしていません。長い尾をツンツンと振りながら羽を休めますが、すぐ飛び立ってしまいました。

土曜日, 6月 27, 2009

黒部ダム

 ダム湖は水が少ないように感じられました。


 見る場所角度により、虹が見えたり見えなかったり、階段がきつかった!

 2つのバルブのうち手前にある見える方のバルブから噴出される水。

 2週間前「黒部ダムへ行こうよ」の誘いに、ライチョウに会える(*^^)v わーい嬉しい!「行く行く」。
 そそっかしい私の頭の中には、黒部ダム=室堂=ライチョウの図式ができていた。ライチョウに会える。天にも昇る気持ちでこの日を待ちました。

 ところが今日の目的地は扇沢からトロリーバスで黒部ダムへ。26日から観光放流が始まったとニュースで知った、お天気も良いし、ラッキー!!。
 バルブから噴き出す水は毎秒15トンと説明があった。凄い迫力でした、その上太陽の光で大きな虹がかかっていて、とっても綺麗。しばらく見とれて、あんなに放流してダムの水が無くならないかしらと、いらぬ心配をしながら満足満足のダム巡りでした。
 
 ライチョウに会う妄想は見事崩れ去った。室堂へは次のお楽しみ。白いライチョウに会いたい。今年は無理かな・・・いえいえまだ機会はあるかも、執念深くねらっているのです。

火曜日, 6月 23, 2009

気管支炎もうつる?



 10日ころから咳が出て、夜中も眠れないくらい咳が出ていたが、徐々に良くなってきた。気管支炎とのことだったが、今度は家族が同じ症状でその上発熱がある。私が外から持ち込んできたのだった。

 バイ菌やウィルスが浮遊しているからうつるのだと医者は云う。家の中に菌がいれば、うがいや手洗いをしても効果なし。
 家の中での人口密度と飛行機の中の人口密度を比べれば飛行機の中の方が圧倒的に高い。新型インフルエンザのウィルスを機内に持ち込めば、うつらない方がおかしい。空恐ろしい感じがした。

 咳と発熱があれば、「新型インフルエンザではないの?」とからかわれる。でも、医者もそれほど神経質ではなくなったので、不当(?)な扱いを受けることなく検査もなかったのでありがたかった。

 主婦は少々咳が出ようが熱が出ようが寝ている訳にもいかない。普段好き勝手なことをしているのだからと言われれば何も言えなくなってしまう。今週のスケジュールを全てキャンセルして看病をすることにした。
 そこへ突然の訃報の知らせ、これも代理で出席することになった。平常ならばおじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川で洗濯・・と暗黙の役割分担がある。崩れると役割以上の分担を背負わなければならなくなる。平穏な日常の有難さを身に染みて感じているのです。

月曜日, 6月 22, 2009

白川郷と五箇山

    白川郷(展望台から、撮影日6月18日)

    五箇山(丘の上からの撮影スポットから、撮影日6月18日)

 「世界文化遺産 白川郷・五箇山の合掌村」へ15人の小さなツアーに参加しました。(集まらなかったみたいです)
 新聞のチラシ広告で募集した旅行社のツアーですが、食事以外の時間を全てこの2か所の散策をする自由時間に充てられて、土産物店や道の駅、海産物店などに立ち寄ることがない珍しいツアーでした。

 サークルのツアーで行った五箇山雪まつりの幻想的な印象が強く、田んぼに映る合掌作り民家を撮りたいと思っていた夢が叶いました。冬とは全く印象が違い、日本の原風景の中にどっぷりと浸かってきました。観光客が本当に少なく、久しぶりに故郷に帰ったような感じでした。

木曜日, 6月 11, 2009

ありがたいけれど・・

 顔の赤さと胸毛の黒が鮮やかです。

 こんなに羽毛を膨らませたキジは初めて見ました。

 「ケン ケーン」と鳴くんですよね。近くにメスがいるのかな?

 久しぶりに家でゆっくりしていると、犬の散歩から戻ったキジウォッチャー(協力者)が「キジがいたよ、撮っておいで」と言う。やりたいことがたくさんあるのに・・・でも、せっかくの親切を無にしてはいけないし・・・有難迷惑だよな(ごめんなさい)・・・仕方がないのでカメラを持って教えられた場所に向かう。

 居た居た、雄のキジが首をすっと伸ばしてあたりを睥睨していた。20メートルくらい先の原っぱに。立派な雄だ。カメラを向けると気がつかれたか段々身体を低くしてゆく。草の丈が伸びてきているので隠れる場所は十分あるけれど、見渡すために顔を上げているので赤さが目立つ。

 こちらも電柱に隠れる。勿論電柱の方が細いのでキジ側からすれば、はみだして見えているのだろう。顔だけは隠せる。我慢比べになった。動かないでカメラだけ向けていると、キジの方が動き出した。

 動物写真家は楽しいだろうなと思う、良い写真を撮らなければいけないだろうが、終日じっくり付き合える。洗濯を干さなければ、掃除をしなければ、俗世界の余計なことが頭をよぎる。

 「もうキジの写真は良いよ、卒業だよ」と宣言したいが、好きだからまた声がかかると、出かけて行くんだろうなぁ。度々のご披露で恐縮ですが、見てくださいね。

火曜日, 6月 09, 2009

ピンクのヤマボウシ





 10年くらい前、鉢伏山でピンクのヤマボウシを発見、その淡い色と形の美しさに心を奪われた。それ以来この花は私にとって幻の花となっていました。

 今日ボランティアで訪れた場所で白のヤマボウシが綺麗に咲いていました。カメラに納め、帰ろうとしたとき、隣の施設の植え込みに淡いピンクの色合いが目を惹き、近づいてみると、あの幻の花でした。
 最近ヤマボウシをよく見かけますが、全て白色でした。首を長くして凛として咲く真っ白なこの花は大好きです。でも、ピンクのヤマボウシも愛らしく素敵だと思いませんか。

日曜日, 6月 07, 2009

鍋倉山・ブナの林




 なべくら高原のブナの森に初めて行ってきました。晴れとの天気予報だったけれど、森の中は朝霧で視界が悪い。おまけに雨降りなのか葉に溜まった水分なのか上から水滴がポトポト滴り落ちていました。

 話に聞いていた雪解けの時期に現れる「根開け」を期待していたけれど暖冬のため雪はすっかり消えて跡形もなく、見ることができませんでした。
 朝霧にけぶる新緑のブナ林は幻想的で墨絵の世界でした、その神秘の空間に浸り穏やかな時を過ごしました。

 でも写真を撮るということには悪条件、果たして結果は?恐る恐るPCに取り込んでみました。
 墨絵の世界に突然椿の赤が目に入りました。鮮やかな赤が出ていなくてがっかりです。

目に染みる新緑の美しさ、秋のワインレッドの紅葉も格別とのこと、また、訪れてみたいと思います。
 

木曜日, 6月 04, 2009

カルミアが満開




 カルミアが満開になりました。
 我が家の庭の花々は他の方のブログの情報より常に1週間くらい遅れて盛りを迎えます。同じ市内でも標高が少し高いので気温が低いのでしょうね。

 30年ほど前に購入した株です、大きくなりました。洋花(アメリカシャクナゲ)なので植木屋さんが嫌って庭の隅に移してしまいましたが、私の大好きな花でした。
 植木屋さんも息子と孫の代になりました。
 昨年の春、良く見える場所に移植してもらいました。花木の少ない今の時期、緑に良く映えます。

 蕾の形がなんとも愛らしく、金平糖みたいと思いながら眺めています。

月曜日, 6月 01, 2009

野草を食べる会



 「野草を食べる会」の名前に惹かれて参加しました。20人の募集に対し定員オーバーだったけれど、主催者のご厚意で参加できました。

 日頃、山菜、野草として食べるもの以外に、身近にあって案外食べてこなかった野草や山菜が、料理のしかたでおいしく食べられるということを体験し、今後の生活に生かして欲しいとの意図で10年以上続けられているとのことでした。

 野草を講師の先生の指導で、天ぷら、調理、おにぎり作りの3班に分かれて参加します。男性は天ぷら組でした。
 食材は全て主催者宅の近辺で採れたもの、アカザやニラ、セリ、クレソン、筍、ウド、ワラビなどは定番です。クズの蔓やイタドリ他のてんぷら、その他ツクシの三杯酢、イタドリの三杯酢、ノビルの花の塩昆布和え、ウワズミサクラの塩漬けなど珍しい野草の料理も用意されました。
 食卓に並んだ料理は汁物、煮物他20種類くらい、食べきれない量でした。まだたくさんの食材がありましたが、メモを取る暇もなくカメラに収めるチャンスもなかったのでご披露できず残念です。

 オカリナの演奏や野鳥の会の会長さんの話など山里の古民家で癒しの時間を過ごしました。